書名:地歌における曲種の生成
副題:
叢書名:
著者名:野川美穂子
発行日:2006.2.5
ISBN:978-4-8042-0762-9 C3073 \12000E
判型:A5
頁数:400
定価:本体12,000円+税

地歌の膨大なレパートリーは、三味線組歌、長歌物、端歌物、浄瑠璃物(半太夫物、繁太夫物ほか)、芝居歌物、作物、謡い物、手事物といった曲種に分類されている。本書は、江戸期の多くの文献を史料に、曲種の成立と変容に着目して、地歌の歴史を解明する。
文部科学省助成出版

<主な内容目次>
地歌研究に新しい地平を拓く(徳丸吉彦)
第1章 序論
第2章 本稿で用いる古文献における曲種の記載状況
第3章 部の名称として記された曲種
第4章 楽曲名に書き添えられた曲種
第5章 その他の部分に記された曲種
第6章 地歌古文献に記された曲種名から読み取れる曲種生成の実態
第7章 半太夫物の変容
 ―曲種の生成を手掛かりにした地歌史記述の試み1―
第8章 繁太夫物の変容
 ―曲種の生成を手掛かりにした地歌史記述の試み2―
第9章 作物の変容
 ―曲種の生成を手掛かりにした地歌史記述の試み3―
第10章 結論
参考文献
あとがき
索引
巻末資料
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