書名 沖縄音楽の構造
副題 歌詞のリズムと楽式の理論
叢書名  
著者名 金城 厚著
出版年月日 2004.03.31
日本図書コード ISBN978-4-8042-0755-1 C3073 \5500E
判型 A5判
ページ数 289
定価 本体5,500円+税
概要 沖縄音楽の独特なリズムと形式を「歌詞配分リズム」という手法で解明し、神歌・民謡から古典音楽までを貫く音楽構造の理論を構築。小泉理論を新たに展開させ、中国やインドネシアの音楽理論と比較しながら、沖縄音楽をアジアの中で位置づける。
<主な内容目次>
第1章 研究の展望
 第1節 目的と視点
 第2節 沖縄音楽研究の歴史と課題
 第3節 リズム・楽式研究の問題点
第2章 沖縄音楽の概観
 第1節 歌謡の詩形
 第2節 島々の歌
 第3節 古典音楽の譜様式
 第4節 楽譜と理論
第3章 歌詞のリズムと楽式の原則―沖縄諸島
 第1節 オフビートのリズム
 第2節 神歌の音楽構造
 第3節 琉歌形式の音楽構造
 第4節 七五調の歌詞とリズム
第4章 リズムと楽式の変容―八重山・宮古諸島
 第1節 アヨウ、ユンタの三拍子
 第2節 ユンタの音楽構造
 第3節 クイチャーと長アーグ
第5章 古典音楽の構造
 第1節 歌三線の四拍子構造
 第2節 歌三線の歌詞歌詞配分
 第3節 東アジアの古典音楽理論
結語
参考文献
あとがき
索引
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