書名 六地蔵幢の研究
副題 アジアの特殊仏教石造文化財の系譜U
叢書名  
著者名 斎藤 忠著
出版年月日 2004.4.23
日本図書コード ISBN978-4-8042-0754-4 C3010 \28000E
判型 B5判
ページ数 原色図版48/写真図版28/挿図201/本文376頁
定価 本体28,000円+税
概要 六地蔵は過去における日本人の重厚な信仰を語る仏教石造文化財である。その起源は、インドの幢に由来し、中国にあっては陀羅尼を刻した経幢として発達し、朝鮮半島に及んだ悠遠な歴史の流動を示す文化遺産である。
○主な内容目次○
 口絵/序・凡例
序編 石幢(経幢・六地蔵幢)の概観
 第1章 石幢・経幢・六地蔵幢とその研究の意義
 第2章 インドにおける経幢の祖型的なものの発達とその波及
前編(1) 中国における経幢
 第1章 中国の経幢とその学史的展望
 第2章 経幢の形態とその展開
 第3章 経幢の転換
前編(2) 韓国・北朝鮮における経幢
 第1章 学史的展望
 第2章 経幢の初現とその発達
前編(3) 日本における経幢
 第1章 経幢の学史的展望
 第2章 陀羅尼経の信仰と経幢の造立
 第3章 経幢の発達とその転化
 第4章 経幢の転換
本編(1) 日本の六地蔵幢
 第1章 六地蔵への信仰
 第2章 六地蔵幢の造立とその形態
本編(2) 石灯籠型六地蔵幢の発達
 第1章 中国・韓国における経幢影響の石灯籠
 第2章 日本における六地蔵幢影響の石灯籠
後編 六地蔵幢の分布とその地域性
付編T 六地蔵幢に関する諸問題
 第1章 六地蔵幢の銘文の内容の諸問題
 第2章 東国における特殊構造をもつ六地蔵幢龕部とその発達の背景
 第3章 京都市安祥寺の石幢といわれるものについて
付編U 本書掲載主要六地蔵幢見取図
付編V 本文掲載六地蔵幢・六地蔵型石塔・経幢・墓幢所在地一覧表(日本)
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