書名 現代日本語における「は」と「が」の意味と機能
副題  
叢書名  
著者名 淺山 友貴著
出版年月日 2004.02.28
日本図書コード ISBN978-4-8042-0753-7 C3081 \5000E
判型 A5判
ページ数 406
定価 本体5,000円+税
概要 現代の日本語において主格として機能する「は」と「が」の意味・機能を文法の側面から分析、記述する。
<主な内容目次>
序章
第1章 研究史
 はじめに
 第1節 明治以前の研究
 第2節 明治初期の研究
 第3節 「は」の機能の特立
 第4節 文の類型と「は」「が」
 第5節 「主語」および「は」「が」の位置づけを巡って
 第6節 「主語論争」
 第7節 「主語」肯定論と「は」「が」―階層構造の否定へ―
 第8節 「主語」肯定論の展開―言語類型論的な視点から―
 小括
第2章 「主題」「主語」「主格」と「は」「が」
 はじめに
 第1節 「主題」「主語」いくつかの概念の日本語における曖昧性
 第2節 常に「は」を「主題」と固定する規定における問題点
 第3節 「は」と文法機能―「は」が文法レベルの機能を担う例―
 第4節 「は」が積極的に「主格」を提示する例
 第5節 「主格」としての「は」「が」―その接点としての「主語」―
第3章 「は」と「が」の対立に関する仮説
 はじめに
 第1節 二つの仮説
 第2節 仮説(一)が必要となる根拠
 第3節 仮説(二)が必要となる根拠1―中立的な主語とそうでない主語―
 第4節 仮説(二)が必要となる根拠2―情報構造の分析との関係―
 第5節 仮説(二)の実質的な内容―空間認識的なモデル―
 まとめ
第4章 名詞文
 はじめに
 第1節 名詞文における「は」「が」の現れ方
 第2節 仮説(二)の1の論証
 第3節 仮説(二)の2の論証
第5章 形容詞文
 はじめに
 第1節 形容詞文における「は」「が」の現れ方
 第2節 仮説(二)の1の論証
 第3節 仮説(二)の2の論証
第6章 自動詞文
 はじめに
 第1節 自動詞文における「は」「が」の現れ方
 第2節 仮説(二)の1の論証
 第3節 仮説(二)の2の論証
第7章 他動詞文
 はじめに
 第1節 他動詞文における「は」「が」の現れ方
 第2節 仮説(二)の1の論証
 第3節 仮説(二)の2の論証
終章 総括と今後の問題
参考文献
例文出典
あとがきにかえて
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