第一書房HOME>農耕・景観・災害 琉球列島の環境史
書名 | 農耕・景観・災害 |
副題 | 琉球列島の環境史 |
叢書名 | |
著者名 | 小林 茂著 |
出版年月日 | 2003.6 |
日本図書コード | ISBN978-4-8042-0747-6 C3035 \8000E |
判型 | A5判 |
ページ数 | 390 |
定価 | 本体8,000円+税 |
概要 | 琉球列島の人々の生活と環境とのかかわりを歴史的に考察する。イネ栽培を中心とする農耕技術、隆起サンゴ礁を中心とした15世紀以降の景観変化、自然災害や伝染病流行の実態とその対策と多彩な角度から人々と環境との関係を検討し、新しい琉球列島像を示す。 |
<主な内容目次> 第1章 序論:琉球列島における人間 ―環境関係と伝統文化 第1部 琉球列島のイネ栽培と環境 第2章 奄美諸島の伝統的イネ栽培と「踏耕」 第3章 琉球列島のイネの作季とその変動 第4章 琉球列島のイネの作季と環境 第5章 琉球列島におけるイネ栽培の基本性格と系譜論 第2部 琉球列島の土地利用と景観 第6章 十五世紀後半の琉球列島南部の土地利用と景観:『李朝実録』所載の漂流記録の分析から 第7章 近世―明治期における奄美諸島の土地利用と景観の変動:「糖業モノカルチュア」化を中心に 第3部 琉球列島の自然災害と疾病 第8章 近世奄美諸島の自然災害 第9章 沖縄諸島における明治37(1904)年の干ばつ 第10章 近世の琉球列島における天然痘の流行パターンと人痘法の施行 第11章 結論:琉球列島の人間 ―環境関係とその変動 |