書名 新嘗の研究 4
副題 稲作文化と祭祀
叢書名  
著者名 にひなめ研究会 編 序文―三笠宮崇仁 殿下
出版年月日 1999年4月
日本図書コード ISBN978-4-8042-0696-7 C3039 \4000E
判型 A5
ページ数 248
定価 本体4,000円+税
概要 日本文化の根本である稲作儀礼「にひなめ」の解明を期して、1951年以来、研究を重ねてきた"にひなめ研究会"の待望の最新研究成果を集成。日本の稲作の起源に迫り、稲の種類をDNA鑑定で区別し、稲魂祭祀のルーツを中国雲南の祭儀に見い出す。「新嘗」を究明する期待の新刊。
<主な内容目次>

序文(三笠宮崇仁)
稲作文化の源流を訪ねて(江坂輝彌)
日本の稲―その起源と伝播―(佐藤洋一郎)
中国雲貴高原の「田遊び」(伊藤清司)
雲南少数民族における新嘗祭(欠端實)
人類文化史上の雨乞い(大林太良)
折口信夫とニヒナメの研究―柳田・折口学説交流を軸として―(西村亨)
農祭斎忌―宮古島のンナフカ行事を中心に―(鎌田久子)
稲種子の授、交換(田中宣一)
田遊びの人形―甲賀・油日神社のズズイコをめぐって―(神野喜治)
花水祝いと大嘗祭りの本義―越後の小正月行事から、水の民俗・大嘗の本義に及ぶ―(平野孝國)
平成の大嘗祭(鎌田順一)
 例会記録・『新嘗の研究』刊行の記録
 後記
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