書名:日本遊戯史
副題:
叢書名:
著者名:酒井欣
発行日:1983
ISBN:978-4-8042-0538-0 C3076 \12000E
判型:A5
頁数:938
定価:本体12,000円+税

上古以来営まれてきた遊戯の変遷を、詳細で的確な史料を挙げ、検討した、驚異的な大著である。遊戯史は、一般的な国史の様に、表面に現れた事物そのものの変遷を叙述するだけでなく、文化の推移、国民精神性の探究や、風俗史・民俗史研究にとっても絶大な寄与となる。(建設社昭和10年刊再版の復刻)

<主な内容目次>
序文
序説
第1編 上古史(奈良朝時代)
 第1章時代概説 第2章放鷹 第3章蹴鞠 第4章双六(折端追廻し) 第5章打毬 第6章香道 第7章競渡 第8章囲碁 第9章小松引 第10章うつむきさい 第11章唐独楽
第2編 中古史
 第1章時代概説(雛遊・印地) 第2章物合 第3章葺手歌絵 第4章弓遊 第5章琵琶 第6章尺八 第7章筝 第8章雑遊 第9章毬杖 第10章左義長 第11章紙老鴟 第12章七半と四一半 第13章攤 第14章将棋
第3編 近古史(鎌倉時代)
 第1章時代概説 第2章小笠懸 第3章矢鏑馬 第4章犬追物 第5章田楽雑伎(高扇・輪鼓・一足・振鼓) 第6章 散楽雑伎(呪師・擲倒・呑馬術・枕返・猿返・蜻蛉返) 第7章文字鎖 第8章竹馬(鳩車) 第9章手鞠会 第10章雑遊 第11章連歌賭博
近古史2(室町時代)
 第1章時代概説 第2章茶道 第3章煎茶 第4章挿花 第5章盆山 第6章盆絵 第7章楊弓 第8章三味線 第9章羽子板 第10章雑遊
第4編 近代史(徳川家時代)
 第1章時代概説 第2章骨牌(天正骨牌・きんご骨牌・うんすん骨牌・歌貝・歌骨牌・巡礼骨牌・いろは骨牌) 第3章振々と破魔投げ 第4章破魔弓 第5章灯篭(灯篭踊・切組灯篭・廻り灯篭・たそや行灯・地口行灯・地口) 第6章操り劇の所産 第7章文字絵 第8章影人形 第9章花火 第10章吹矢 第11章独楽 第12章綱引き 第13章穴一 第14章福引(さござい) 第15章俳諧賭博 第16章拳 第17章投壺と投扇興 第18章雑遊
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