←もどる

書名：中国・韓国・北朝鮮の古跡への回想
副題：漢詩の情感に触れつつ
叢書名：Academic Series NEW ASIA 47
著者名：斎藤忠著
発行日：2007.4.30
ＩＳＢＮ：978-4-8042-0769-8 C0320 \3500E
判型：四六判
頁数：304
定価：本体3,500円＋税
本年百歳を迎える著者は、若き頃より漢詩を親しみ、数次に亘る仏跡調査の疲れを和わすものは、この地を訪れた古人の漢詩を発見した時、野に咲く一輪の花が老の目を憩わしむ情感に触れると云う。
<主な内容目次>
序文
１　中国
　T　歴史の流れのなかの河川
　　１．はじめに　２．黄河の流れ　３．長江
　U　悠遠なる伝承の古跡と実証された古跡
　　１．はじめに　２．西王母神話と王母宮　３．発掘された殷墟
　V　文化の花開く古き都京
　　１．はじめに　２．南京　３．西安　４．洛陽　５．開封
　W　歴史のゆたかな都市の風貌
　　１．はじめに　２．杭州 付西湖　３．紹興　４．蘇州　５．揚州　６．成都
　X　守りのきびしき長城と関門
　　１．はじめに　２．万里の長城　３．函谷関と杜甫の詩
　Y　聖なる陵と墓
　　１．はじめに　２．秦始皇帝陵と兵馬俑坑　３．唐乾陵　４．王昭君の墓　５．岳飛の墓
　Z　香気の満つる霊山
　　１．はじめに　２．天台山　３．五台山　４．九華山　５．普陀山　６．峨眉山　７．黄山
　[　香煙ただよう寺院
　　１．はじめに　２．雲居寺　３．寒山寺　４．鉄塔寺　５．慈恩寺　６．妙応寺　７．白馬寺　８．霊隠寺　９．少林寺　10．広勝寺　11．国清寺　12．高明寺　13．仏光寺　14．竹林寺　15．顕通寺
　\　妙なる芸術の美、石窟と石龕
　　１．はじめに　２．雲岡石窟　３．竜門石窟　４．霊隠寺飛来峰石龕　付１．杏花村を訪ねて　２．西域を歩く
２　韓国・北朝鮮の古跡
　T　歴史を語る山と川
　　１．はじめに　２．金剛山　３．伽耶山　４．智異山　５．五台山　６．南山　７．大同江　８．白馬江
　U　歴史の移りゆく古き都京
　　１．はじめに　２．平壌　３．公州　４．扶余　５．慶州　６．開城
　V　法灯つづく寺院
　　１．はじめに　２．皐蘭寺　３．芬皇寺　４．仏国寺　５．海印寺　６．通度寺　７．月精寺　８．普賢寺　９．安和寺　10．表訓寺
　W　金銀文化を秘める古墳、石造文化を語る陵墓
　　１．はじめに　２．慶州の古墳　３．武烈王陵　４．金痩信墓　５．高麗の顕陵
　付　哀史を秘める古跡を訪れて
　　１．はじめに　２．扶余「平済塔」　３．慶州「鮑石亭」　４．開城「善竹橋」
関連地図
参考文献